学会委託の情報ナビ|gakutaku » 知っておきたい学会委託の基礎知識 » 学会ホームページ作成

学会ホームページ作成

ここでは、学会ホームページの作成についてご紹介しています。ホームページ作成の委託を検討中の方も、ぜひ参考にしてください。

学会用ホームページの目的

学会に興味を持ってもらえるページづくり

インターネットは、ワールドワイドに情報発信が可能なメディアです。学会に興味を持ち、海外からホームページを参照しようとする人も必ずいるのです。
「とりあえず」そんな感じでホームページの作成をお考えでしたら、それは大きな間違いです。読者のことを考えたページ作りが重要です。

学会用ホームページ作成のメリット

ホームページで最新の情報発信ができる

ホームページのメリットのひとつは最新の情報発信ができることです。
学会の会員以外の方に対しても、学会の存在や活動を伝えることができるので社会的な存在意義の向上にもつながり、新規会員の入会にも役立ちます。

学会用ホームページ作成の注意点

スマートフォンにも対応できるホームページを作る

いまや、ほとんどの人が気になることはスマートフォンで検索する世の中になっています。そんな中、スマートフォンにも対応していないホームページでは、学会に興味を持つどころかアクセスしてもらう機会さえ逃してしまうこともあります。また、事務局での更新のしやすさにも注意しましょう。

学会用ホームページ作成のステップ

学会用ホームページを作成を依頼する際は、下記のステップに則って行いましょう。これらのステップを順番に進めることで、学会の目的に合ったホームページを作成できます。

➀目的を明確にする

学会のホームページを作る目的をはっきりさせましょう。情報発信、論文投稿、会員管理など、必要な機能を考えます。

どのくらいの費用をかけられるかを決めましょう。ホームページの規模や機能によって費用は変わるため、早めに見積もりを依頼することが大切です。

③制作会社を選ぶ

複数の会社から提案を受け、費用や実績を比較して、適した制作会社を選びます。

④要件をすり合わせる

制作会社と相談し、デザインや機能、サイト構造を詳細に決めます。色やフォントなど具体的な部分まで詰めておきましょう。

⑤デザイン案を確認する

制作会社が提案するデザイン案や試作品を確認し、必要があれば修正を依頼します。

⑥開発とテストを行う

イトが問題なく動作するかをテストします。不具合があれば、この段階で修正してもらいましょう。

⑦公開と運用を開始する

完成したホームページを公開します。その後は、情報更新やメンテナンス、セキュリティ対策を継続的に行いましょう。運用にかかる費用も事前に計画しておくと安心です。

オススメできない自前のホームページ作成

近頃ではどこの学会でもホームページを持つことが普通になりましたが、学会や研究アピールの場として質の高い情報発信が十分にできず、わかりづらいページや情報が伝わらないページもあるようです。
ソフトの使い方やHTMLを学び、やみくもに個人で作成するには多くの工数もかかりますし、セキュリティ対策も心配です。
学会のホームページ制作に対応した委託会社に制作を依頼をすれば、安全で効率的に情報発信することが可能です。
委託会社を選ぶときは以下の点に注目すると良いでしょう。

学会用ホームページ制作会社を選ぶときに見るべきポイント

制作会社を選ぶときに見るべきポイント

学会のホームページ(HP)を外部に制作を依頼する場合、適切な制作会社を選ぶことが成功のポイントとなります。選ぶときのポイントをわかりやすく説明しますので、是非参考にしてみてください。

実績や得意分野を確認する

制作会社の過去の実績を確認しましょう。特に、学会や大学、研究機関など、似たようなサイトを作った経験がある会社は安心です。学会向けのホームページの事例がある場合、デザインや機能が希望に合っているかを確認してください。

必要な機能が作れるか

学会のホームページには、次のような機能が必要になることがあります。

  • 会員情報を管理する機能
  • 学会参加の申し込みを受け付ける仕組み
  • 論文の投稿や査読を行うシステム
  • イベントのスケジュール管理

セキュリティ対策についてができているかどうか

セキュリティ対策がしっかりしているかを確認するのはとても大切です。学会のホームページでは個人情報を扱うため、次のようなポイントに注意しましょう。

  • SSL証明書が導入されているか(サイトの通信を安全に保つための仕組み)
  • 定期的にセキュリティの更新をしてもらえるか
  • 個人情報やデータを守るための具体的な対策を提案してくれるか
  • これらをきちんと対応できる会社を選べば、安心して任せられます。

デザインと使いやすさ

学会のホームページは、研究者だけでなく一般の人も見ることがあります。誰でも見やすく、使いやすいデザインが求められます。スマホやタブレットにも対応しているかどうか(レスポンシブデザイン)も確認ポイントです。過去の制作例を見て、見た目が洗練されているか、操作がわかりやすいかをチェックしてください。

サポート体制とコミュニケーション

制作中や公開後のサポートが充実している会社を選びましょう。問題が発生したときにすぐに対応してもらえるか、公開後の更新やメンテナンスをサポートしてもらえるかを確認してください。また、こちらの要望を正しく理解し、丁寧に対応してくれるかどうかも重要です。プロジェクト中のやり取りがスムーズな会社は信頼できます。

費用の内容をよく確認する

予算も大切ですが、安さだけで選ばないようにしましょう。見積もりを見るときは、次の点を確認してください。

  • 初期費用に含まれる内容(デザイン、機能開発など)
  • 維持費やサポート費用がどれくらい必要か
  • 提案された機能やオプションが適切か
  • 希望する機能やデザインが予算に見合った内容かどうかをしっかり評価しましょう。

会社の評判をチェックする

実績だけでなく、これまでのクライアントからの評判も参考になります。制作会社のホームページだけでなく、口コミサイトやSNSの評価も調べてみましょう。特に、納期が守られているか、サポートの質が良いかを確認すると安心です。

スケジュールへの柔軟な対応

学会の開催日が決まっている場合、それに間に合うように制作を進められる会社を選びましょう。スケジュールに柔軟に対応してくれるか、余裕のある計画を立ててくれるかを確認してください。

学会のホームページ制作は、学会の信頼性を高め、情報を効果的に発信するための大事なプロジェクトです。制作会社を選ぶ際は、実績、機能の充実度、デザイン、サポート体制、費用、評判、スケジュール対応力などをしっかり見比べましょう。時間をかけて比較検討することで、理想的なホームページを作るパートナーを見つけることができます。

学会のHPを外部委託する場合の費用は?

学会のホームページを外部に依頼して作る場合、費用は制作内容や目的によって大きく変わります。一般的な目安は50万円から300万円ですが、これは作るサイトの要件によって変わります。

情報発信が主な簡単なサイトであれば、50万円から100万円程度で作ることが可能です。 たとえば、オンライン参加の収付や論文を投稿する機能、会員管理システムを追加すると、これらを実装するために100万円以上の予算が必要になります。

学会のホームページ制作は
学会委託代行会社を使うのもおすすめ

下記のページでは、学会のホームページも作成してくれる学会委託代行会社を、学会の規模別に3社紹介しています。「学会のホームページを作成したい!」という希望以外にも、web配信や当日の運営も担当してくれる場合があります。自社のやりたいことに合わせて対応してもらえるかどうか、是非問合せてみてください。

規模と目的別に選ぶ
学会委託代行会社3選
 

学術大会の運用から、オンライン・オフラインを組み合わせたハイブリッド開催まで、幅広く対応した3社について学会の規模と目的別に紹介します。(2022年6月調査時点)

   
[小中規模向け]~2000名
限られた予算内で
国内大会を委託したい
コームラ
コームラ
引用元:コームラ公式HP(https://k-gakkai.com/)
特 徴
  • 大会の運営から開催まで小中規模学会に精通した自社スタッフが伴走
  • 必要なサービスを予算に合わせて最大限の対応を提案
  • 医学、歯学、薬学の学会にて大会の運営事務局の実績あり
  •    
[中大規模向け]~10000名
継続的に
拡大していきたい
創文
創 文
引用元:創文公式HP(https://www.soubun.com/)
特 徴
  • 法人化サポートも対応可能で学会の拡大を支援
  • 80年の実績とノウハウを元に提供
  • 会員・会計管理等の煩雑な業務も代行可能
[大規模向け]10000名以上
大規模な国際大会を
開催したい
JCS
JCS
引用元:JCS公式HP(https://www.convention.co.jp/)
特 徴
  • 180カ国が参加する国際会議や約2万人が参加する大規模大会の実績を誇る
  • ISO20121を取得し学術大会の品質を確保
  • 政府系会合や国際学会などもプロデュース