ここでは、学会で贈呈する表彰状、感謝状の作り方や委託代行のサービス内容を解説しています。
表彰状、感謝状を制作する前に構成を考えます。一般的な表彰状の構成要素は次のとおりです。
表題 | 「表彰状」「感謝状」などの表題を記載します |
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受賞者の氏名 | 受賞者の氏名に敬称をつけて記載します。 |
本文 | 簡潔に本文を記載します |
贈呈年月日 | 贈呈する年月日(元号+年月日)を漢字で記載します |
贈呈者の氏名 | 組織名と贈呈者の氏名を記載します |
押印 | 代表者印などを押印します |
具体的な要素はケースで異なります。表彰する理由などを踏まえて検討しましょう。
表彰状や感謝状には、基本的なルールがあります。たとえば、本文では句読点を使用しません。受賞者への敬意を示すためです(句読点をつけなくても文章を読める教養があると捉えられていたため)。このほかにも次のルールなどがあります。
用紙サイズに明確な決まりはありません。用紙は、賞状用のものを使用することが一般的です。
表彰状や感謝状では、楷書体または行書体が多く用いられています。明朝体やゴシック体などを用いることもあります。表彰状、感謝状の内容にあわせて選択することが大切です。フォントサイズにも明確なルールはありません。構成要素の重要性をもとに決定するとよいでしょう。基本的には、表題、受賞者の氏名、贈呈者の氏名、本文、贈呈年月日の順で小さくなります。
学会で使用する表彰状や感謝状は、委託代行を利用すると手軽に制作できます。ほとんどの委託代行が、テンプレートを用意しているためです。経験がない場合でも、一定品質の表彰状などを制作できます。
金箔やフルカラーで学会ロゴを表彰状などに入れることも可能です。特別感を演出できるため、表彰状や感謝状の価値を高められるでしょう。
委託代行の中には、賞状筒や額などの付属品を扱っているところもあります。このような委託代行であれば、ワンストップで表彰状の準備を行えます。
表彰状や感謝状を制作する場合は、基本的なルールを守ることが大切です。たとえば、本文では句読点を使用しません。また、文字のフォントやサイズにも注意が必要です。委託代行を利用すれば、テンプレートを利用できるためスムーズに制作を進められます。学会ロゴを入れられたり、付属品を用意できたりする点も魅力です。表彰状の準備を検討している方は、委託代行の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
学術大会の運用から、オンライン・オフラインを組み合わせたハイブリッド開催まで、幅広く対応した3社について学会の規模と目的別に紹介します。(2022年6月調査時点)